プロフィール
黒川 きえ
Photographer
さいたま市のニューボーンフォトグラファー。
関東圏のご自宅へ出張し、
やさしい色合いのニューボーンフォトを
撮影しています。
静岡県出身、さいたま市在住。
外国語大学在学中、旅行や海外ボランティアで
十数カ国を訪れたことで
写真に興味を持ちました。
カナダ長期留学を経て、ホテルへ入社、
のちリゾート企業の商品企画部に勤務。
一方でフラワーデザインの活動も開始します。
転機になったのは、
2010年初めての妊娠・出産でした。
仕事と出産、子育てを両立させると意気込んで
いたものの、妊娠早々から叶わぬことに。
100人に1人という
重症妊娠悪阻と診断されました。
食べ物だけでなく、
ほとんど水を飲むこともできず、
一日中嘔吐と闘う日々。
数ヶ月の入院を余儀なくされました。
それでも支えになったのは、
お腹の赤ちゃんの存在です。
不安でいっぱいだったけれど、
エコーを撮るたびに
ほっとして涙が出たのを覚えています。
そして迎えた出産は、
36時間という難産でした。
妊娠・出産は、それぞれのストーリーが
あります。大変なこともあるけれど、
喜びや感動がつまった、かけがえのない時間。
がんばった女性の役に立てるような
活動ができたらという思いは、
この頃生まれたのだと思います。
数年後、改めてカメラの勉強を始めたのを期に
ニューボーンフォトに出会い、
出産の感動がよみがえるような写真に
大きく心を打たれました。
自分らしい働き方を模索する中、
フォトグラファーになることを決意。
新生児の安全の為の専門的な知識、
適切なポージング技術、編集を
習得してきました。
全神経を注ぐ、新生児の撮影は
簡単ではありません。
でもその無垢な可愛らしさや生命力、
ご家族の温かい思いが伝わる撮影に、
いつも胸がいっぱいになります。
この仕事ができて幸せだと、
心から思っています。
TOWANA photography は
永遠(とわ)という言葉からつけました。
そばに飾って、これからの毎日に
永遠に寄りそうような一枚を
という思いをこめて活動しています。